春ですね、と思わず言いたくなるような春爛漫の4月がやってきます。それはもちろん季節的にそうなのですが、それだけではなく心の内側から感じられるような春。
年明け、もしかしたらその前の年末くらいからここまであっという間のスピードに乗ってこられたかたはようやくホッと一息つけるようなときとなりそうです。
そんな4月は光を求めて外の世界へ進むよりも、自分自身の内側と深く会話をしていきたい一か月です。暦は前半陰の暦である十方暮れと、中盤からは春土用、そこに八専が重なってこれでもか!というくらい膿だしをしていく感じです。
でもそれは何か苦々しいものや痛みを伴うものではなく、なんだかもう似合わなくなってしまった大切な衣服を、喜んでくれるひとに譲り渡すような優しさとあたたかさがある日々でしょう。
またそれと合わせて、新しいステージに向けた調整が始まります。とてもいい季節になりそうです。
詳しくみていきましょう。
整う一か月
調整のこよみ
今月はぎゅぎゅっと調整のこよみにはさまれた一か月です。本番は、後半17日からの春土用なのですが冒頭にもそれはあります。なのでまさにここで膿だしと、軽やかさを手に入れていくときとなりそうなのです。
順番にお話ししますと、まず3月後半から4月5日まで陰のこよみの十方暮れに入っています。この期間は気が落ち込みやすく、気分も天気も曇り空が多くなります。なんとなく晴れない‥もやっとするのはこのせいなので、しょうがないことだと感じています。
ただそれがあることにより、より内部の影を感じやすくなるので心で感じていたことは表にでやすくなります。言葉にできなかった五感で感じていたものが、外側にでてくるのでそれらを丁寧にひろってケアをしてあげるといいでしょう。
その次にやってくるのが春土用です。春土用についてはまた詳しく書きたいなと思っているのですが、5月5日までの期間をさします。この期間は自然がゆっくりと季節を動かしてくれるときなので、我々はそのままを受け入れ心と体を季節にあわせていくときです。
春から夏へ移行するタイミングなので、春特有の苦みやゆらぎがでやすいときですが、まるっとおいしくいただいて栄養にしてしまおうくらいのノリが大切になります。
ここは深く掘るというか、それはそれ、という一種の割り切りも大切なのでカラッとした陽気のなかで手をはなすこともひとつの手だと思います。
またその土用後半4月24日からは陰のこよみの八専がすっぽり重なります。ということは5月5日は強めの気づきがあるようなイメージで、価値観がここでがらりと変わる方も少なくないでしょう。
土用期間は新しい変化はあまりむいてはいませんが、そうではなく一皮むけるというような内側からの気づきは自然と起こるように感じます。
いずれにせよ、あまりあまのじゃくにならず深く考えすぎずに、ただ心や体の声をきいて素直にいることがこの一か月整うときとなっていきます。
4月の開運参拝
花まつり
4月8日
4月8日はお釈迦様のお誕生日で、全国のお寺で花まつりが開催されます。それはそれは華やかで美しいおまつりなのでぜひ調べていってみてください。
今年はちょうど不成就日が重なり、心と体をいやしていける1日となりそうです。
※昨年まで記載していたお月様のお話しはInstagramにて配信いたします
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エネルギー状態が陽でも陰でもない状態を中庸とよびます。東洋の考え方ではこの中庸が一番すてきな状態であると考えられるのですが、まさにこの4月はその真ん中を目指していきたいとき。
人それぞれにその中庸のポジションは異なります。(それぞれに陰陽バランスがあるので)
あれこれ試して、整えて。ご自身の心と体を真ん中に戻す、すてきな一か月をお過ごしください。
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