天赦日、大安吉日や一粒万倍日という吉日に不成就日が重なった場合はどう考えたらいいのか?よりよい1日にするための考え方をまとめました。
不成就日と吉日が重なったら?
暦上では様々な暦注が重なります。そのなかで天赦日、大安や一粒万倍日という縁起が良い日に、不成就日が重なる場合があります。※不成就日についてはこちらを参照してください
結論から申し上げますとこの場合、不成就日を優先し考えることが一般的です。
そもそも暦には吉日より凶日といわれる気を付けるべき日柄の記載が多くあり、暦注はよい日を用いるというより凶日を避けるほうに重点がおかれています。
そのため例えば一粒万倍日であっても、不成就日が重なっていたら新しいことを始めることなどの行動は控え、無理はしないことをお勧めしています。
必ずまた巡ってくる暦
一粒万倍日や大安、天赦日などの吉日は規則正しく巡っています。干支から他、すべての暦中までまったく同じものが巡ることは珍しくても、必ずまた暦はめぐります。
次のよりよい日柄を待ち、そこに合わせて行動することもまた楽しみなものです。好機を待つということも大切な考え方のひとつ。
見送るという選択ができるのであれば、不成就日と重なる吉日は避けておきましょう。
2025年は天赦日と不成就日が重なる日がある
暦上の最大吉日といわれるのが天赦日です。毎年、季節に合わせて5回~7回巡ります。2025年はそのうち3回、5月25日(日)、7月24日(木)、8月7日(木)の天赦日が不成就日と重なります。(ちなみに2024年は10月11日のみでした)最大吉日と言われると焦りを感じると思いますが、天赦日も毎年日付は異なりますが規則正しくめぐってきます。2025年上記の天赦日は何か大きな変化を起こすのではなく、日常に感謝する一日とできたらよいでしょう。
2025年版 一粒万倍日と不成就日が重なる日
最後に2025年に一粒万倍日で不成就日が重なる日を一覧で記載しておきます。手帳やカレンダーには一粒万倍日の記載があるものの、不成就日が書かれていない場合が多いのです。
以下の表を参考に印を書き込んでおくとよいでしょう。この日はあえて新しいことや行動は控え不成就日を尊重して過ごしていただくとよりよいでしょう。
2025年は2024年に比べると不成就日と一粒万倍日が重なる日が2日ほど少なくなっています。(2023年と比較すると8日少ないです)スムーズにスタートできる日柄をご自身のリズムに合わせて、確認してみてくださいね。
※また大安については諸説ありますが、暦注のなかで実は一番信憑性が低いためここでは割愛します。
2025年版 一粒万倍日と不成就日が重なる日一覧
1月31日(金)、3月17日(月)、3月29日(土)
6月30日(月)、7月24日(木)、10月1日(水)
12月9日(火)
まとめ
なにかいいアイディアや作戦が思い浮かんだときに、せっかくであれば良いお日柄から始めたいですよね。
不成就日は通常のカレンダーなどではわからないこともありますが、特に大切な節目であればよりよい日柄を検討してみてください。みなさまが暦を頼りに素敵な日々を過ごせますように。