2023年9月-全体の暦と季節と流れ

暦と季節

2023年9月、誰しもが“ひかり”を感じていくそんな一か月となりそうです。注目したいのが十二直の“なる”が重なる日々です。十二直とは十二種類あり、規則正しく順番に毎日ひとつずつめぐりますが、節入りのタイミングで重複があることでリズムが変わるのです。

今月8日、9日、白露入りで“なる”が2日続きます。この“なる”は“成就”を意図していて、夢にもっとも近いものです。さらにここだけではなく重要なのが、20日秋のお彼岸入りの日も十二直が“なる”です。

あの世とこの世の接点が一番近くなるといわれるのが秋分であり、その前後7日間をお彼岸とするもっとも精神世界に魂が震えるときです。その入りの日に“なる”が重なるのはどうやってみてもロマンチックなことしかないのです。もちろんこれは愛、だけではなく、ご縁、出会い、それらすべては奇跡のうえで成り立ちますが、自然なお導きとともに始まっていくそんな感じです。

今月は「きっかけ」をくれる一か月、と名付けてみました。夢をみてほしいと思います。その夢がきっかけの起点となりどんどん広がりをみせてくれる。すてきな一か月となりそうです。

“夢”みる―きっかけをくれる一か月

9月からお月様のリズムが変わっています。ここまで月初に満月、そして後半に新月という流れでしたが今月から月中に新月、後半に満月となります。そんなお月様と自分自身のリズムも大切に一か月、今月も順をおってこよみを読んでいきましょう。

9月7日&8日|白露|十二直“なる”
9日|重陽の日

節入りで十二直という暦注が重なるようになっています。今月は、白露という季節に入る8日とその前日7日、十二直が“成(なる)”でかさなります。またその翌日9日は重陽の日であり、華々しさにあふれる3日間です。

東洋では奇数が陽の数と言われます。そのなかでも9が最大の陽数であり、それが重なる9月9日はエネルギー高まるパワーデーとして考えられているのです。その前2日間が“なる”。もうこれは、光をバシバシと感じます。

具体的に“夢”にぐっと近づく体験やことがあるかたも少なくないでしょうし、それだけではなく“夢”でみたことが現実でおこるデジャブ的なことを感じる人もいらっしゃるでしょう。いずれにせよ、チャンスにあふれている数日間。夢みていなければそのときに、ハッと手をあげることって難しいと思います。こういうことがもし起きたら‥という妄想は、決して無駄なことではないのです。

いかに夢をみられているか、現実にそれを引き起こすにはその“夢”しか起点になりえないのです。この前後はいつもより想像力をふくらませておいてほしいと思うのです。ちょっと緊張してしまうくらいにそこにリアリティが生まれたら、きっとそことの接点が近いという証でしょう。

9月15日|丙子の新月

新しいステージがじんわりとした熱とともに始まっていく、そんな新月です。これまでそわそわしたり、あきらめたり、不安になっていたことが、塗り替えられ自然と前に出ていけます。フラットな気持ちでいつも通り、始めることができそうです。そこには何かのきっかけで、静かなる闘志が心のなかに生まれるということもありそうなのです。

9月20日|彼岸入り・十二直“なる”

秋分をさかえに7日間、秋のお彼岸期間となります。20日の彼岸入りにかさなるのがまた十二直の“なる”です。自分だけの力ではなく、これまでかかわってきた人や家族、ご先祖様のつながりから成就することがありそうです。

ヒントとなるメッセージを受け取れるひともいるでしょう。心を開いて、素直にいること、直感を大切にして過ごしてほしいと思います。何度も同じ言葉や人、場所を聞く場合はそこにアクセスしてみてください。夜寝ている間に見る“夢”にもでてくる可能性があるでしょう。

ここでの不思議な体験は2024年へ続いているキーワード、だったりするでしょう。

9月29日|庚寅の満月・十五夜

今年も十五夜に満月が重なります。旧暦ではどうしてもこのタイミングが100%正確ではなくずれることもあるのですが今年はぴったり。

9月最後の点でむかえる満月からちょっと色が変わっていきます。ここまでただ“夢”だけであったことが“現実味”をおびていきます。夢は夢みているときと、本当に叶う時、色が変わります。ピリッとした緊張感の赤や、超えていくという高く真っ白い壁、耐えていくときの黒。

これまでただキラキラと輝いていたところにさまざまな色が混ざっていきます。ただそこを抜けて、また光となって見えるまでには、そのキラキラとしていた頃を心の中でいつまでも覚えられているか否かが重要だったりします。

29日、金色に輝く満月は“輝きを忘れないで”と言っているようです。美しい満月のまえに、ここからの新しい道や世界へすすむ計画をじっくりじっくり練っていきたいそんなタイミングです。

“きっかけ”というのはふとしたところで受け取ったり、実は最初のころはピンとこなかったりします。でもこの9月にいただけるきっかけはあなたの“夢”があれば光となり、すぐに気づくはずなのです。繰り返しお伝えしますが、この9月は夢をみてください。夢しかその起点になりませんから。

よき一か月をお過ごしください。

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