【季節に合わせて丁寧な暮らしがしたい】2022年夏の土用-運気アップのためにやるべきこと

暦と季節

今年2022年の夏土用はいつ?

7月20日(水)から8月6日(土)

各季節の土用期間はそれぞれ毎年少しずつ変動します。今年2022年の夏土用は7月20日(水)1時41分から8月6日(土)21時28分まで。

ちなみに去年2021年の夏の土用は6月19日(月)から、立秋の前日8月6日(金)まででした。


各土用期間は、二十四節気のなかの【立春】【立夏】【立秋】【立冬】の前日から遡り約18日間です。この【立】というのはスタートや始まり、という意味があり、まさしく季節の移り変わりの期間となります。

よく“季節の変わり目は体調が崩れやすい”と聞きますが、昔のひとたちはこの【土用】をそのようにとらえていて心や体を調整していく5つめの季節として考えられていたこともあります。

今回は2022年の夏土用にフォーカスし、やっておきたいことまた、控えるべきことをまとめました。

土用全体のお話しはこちらの記事をご覧ください。

今年の夏土用にやっておきたい2つのこと

1|力がでる食事や飲み物を心がける

夏土用は、夏の盛りがピークをむかえ秋の入口にすすむとき。暦上は8月7日の立秋から秋がスタートしますがまだまだ体感的には暑さ真っ盛り。

江戸時代にはこの時期にスタミナがつく食事としてうなぎを食べたり、冷やした甘酒の露店が町にならんだそうです。現代のエナジードリンクのようなものだったのかもしれません。

現代でも土用の丑の日に、うなぎを食べることはこの夏土用の文化として根づいていますがこれは各季節ごとに食べるといいとされる縁起食が決められています。

夏土用期間はその中で巡ってくる【丑(うし)の日】に、【う】が付く食べ物または黒い食べ物。うなぎ、梅干し、うどん、う・・・?黒い食べ物はしじみ、黒豆、黒砂糖・・。

みなさんの工夫で楽しみながら取り入れてみてください。2022年丑の日は2回、7月23日(土曜日)と8月4日(木曜日)です。

そしてこの丑の日以外も、力がでる食事や飲み物をとるように心がけて。

これは何を食べるとよいというよりかは、みなさん自身の心と体に合うもの。にんにくがいい!と感じるひともいれば、重たいというかたもいらっしゃるでしょう。

これを食べると元気になる!そんな食べ物や飲み物を考えて計画的に摂取することで心と体の調整をしてみましょう。わからないな、というかたはこの時期に心と体の声をよく聞いたり、健康について考え直してみても◎。きっとそれが1番の心と体の栄養になります。

2|上半期を振り返り今後の計画を入念にたてる

2022年のテーマを見てみると【計画的に】というものがよく感じられます。今年の干支は壬寅。十干の壬というのは宿すという意味でもあり、まだ表にでてくる状態ではないもの。

よくよく温めて、育てて、タイミングを待つときです。

そして十二支は寅。こちらはビジネスや勝負を表します。そのためこの土用期間はより入念に、計画的にここからを考えたり、戦略を練るのにベストなタイミングです。

夏土用控えるべきこと

1|ノリや勢いで行動してしまうこと

こちらは先ほど書いた【計画的に考える】に通じることでもありますが、土用期間は神様が自然をゆっくりと次の季節に動かしてくださるとき。

私たちが作為的に物事を変化させるのはすこし待ってみたほうがよい時期と言われます。

特に土用入りに工事や建設、引っ越しや土を動かすことは控えたいとき。どうしてもしょうがないというという場合は計画に余裕を。

そして2022年とくにこの期間にノリや勢いだけで行動してしまうのは少しだけ待ってみて。アイディアがひらめいたら一度、計画をたてたり考える時間をとってみてください。

まとめ

コロナ禍から3年。新しい生活様式にも少しずつ慣れつつ、またにぎやかで暑い夏がやってきそうなとき。

楽しさや勢いもあるときだと思いますが、この夏の気の乱れは後半に響きます。

ご自身の心と体が崩れないようにどうぞ大切に2022年の夏土用をお過ごしください。

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