【今週の暦占い】しなやかにたくましく｜2023年5月1日(月)～5月7日(日)

今週、月曜日から区切りよく5月に入ります。というものの、GW連休中またはその合間のときでありシャキッとした区切り感はあまりないかもしれません。

暦的にも4月下旬から入っている春の土用、そして陰の暦である八専が引き続きという流れなのでなんとなくつながっている体感があり今週中盤まで続きます。このなんとなく間延びしているところが、バシッと区切りとを迎えるのは今週の後半5日から7日にかけてでしょう。

まず、5日は端午の節句です。日本の五節句のうちのひとつで、もともとは邪気払いの意味合いを持ちます。香り高い菖蒲をお風呂に入れることなどで、邪気払いをするのです。また今年はそこに、春土用と八専の最終日が重なります。ここは非常に深く、清い1日。モヤモヤする人や、疲れが心と体にあらわれてくる人も少なくないでしょう。

無理をせず、ただこの春土用は休みすぎても気がたまりこんでしまうので上手に“発散”とリラックスを意識してみてください。春にたまったつかれや邪気を持ち越すと、重く引きずりやすいので要注意です。笑う、泣くなど感情を整えたり、すっきり！を目指して動いてみてください。

そして6日から二十四節季の立夏という季節が始まります。この“立”には物事のスタートや始まりを指す意味があり、文字通り夏の始まり。まだまだ体感では、夏前ですがここから少しずつ夏にむけて心と体を整えていくのです。さらにここに重なるのが甲子の満月で、甲子という吉日で起こるものの、この日は不成就日。新しいステージ入りしたかと思えば、ここで一回揺さぶりを楽しむお月様と遭遇するのです。

かと思えば翌日7日は、十二直の“成”をむけえます。成就をあらわすこの日は夢にむかう新しいステージの始まりを祝福してくれるイメージなのです。

この行ったり来たり、というリズムはまさに今年2023年四緑木星の得意なこと。これは何も私たちを傷つけたいわけではなく、ただそういう気まぐれで楽しんでいる風なのです。

そのため、ここでは真に受けすぎず、揺らぐ自分も受け入れてほしいとき。というか私たちは人間ですからここから先、もうこの先ずっとブレません！揺らぎません！という人はいないはず。そのなかで揺れることは否定せず、どうこの揺さぶりに惑わされず、踊らされず、いられるかそんなことが試されているようです。

あれも、これもと畳みかけるように暦上のイベントが目白押しの今週。月曜日から中ごろまではのんびり、後半にかけては流れが急激に変わります。ということで今週のテーマは、しなやかに、たくましく。2022年年末から、あれれ・・？という流れに流されたり、自分のペースがくるってしまったかたはここで一旦リセットできるときです。そのときに大切なのは、ゆらがない！と固くなることでも、必要以上に手放しばかりしていくことでもありません。ただ風を感じ、しなやかにそしてたくましくいられたらと思います。

またしっかりと邪気払いやここまでの振り返りをしたり、整理をして、次のステージへすすむと決めてみてください。また5月いっぱいかけて、その“決める”という意思があれば、気が整い、道がみえてくるそんな大きなきっかけとなる一週間となりそうです。

詳しく見ていきましょう。