2025年はここ数年とは流れが異なる、特別な年となりそうです。2025年の年運を干支、納音(なっちん)・九星気学・易の観点から詳しくよみといていきます。
暦は巡る、その流転を楽しもう🖊
はじめに:2025年はどんな年になる?
2025年は始まりと終わりでは全く違う世界観ができあがってくる、そんな一年になるのではないかと感じています。ただそのスピードはゆっくりで、かつ行ったり来たりを繰り返したりするので、その途中ではまったく違う感じにもなっていそうです。
そして年末にむかえるその世界観もまったくの完成形ではなく、まだ余計なモノがくっついていたりして2026年に水にながして、すっきりとカタチがみえてくるというような。砂をおとしていく感じなんですよね。
のっけからだいぶ先のことをお話していますが、これは来年意識してほしいこと。足元のことはもちろん大切なのですが、それがその先どう転んでつながってくるのかは全くわからない。だからすぐに批判したり、否定したり、がっかりしなくて大丈夫。
正と思っていたことが悪だったり、またその逆もしかり。しっかりと確証をもってから態度にあわらしていきたいときです。
そして【じっくり】というのがやはりキーワードに。ここ数年のスピード感とは違い、何事にも時間がかかります。さらにITやネット、情報というところにも「疑惑」がでてきそうですから、【本当に信じられるもの】の大切さに気付くでしょう。オンラインももちろん便利ですが、自分自身の感覚や実感も大切にハイブリットですすみたいとき。
さらに世の中を【震撼させる出来事】もあるかもしれません。予想するのは5月ですが、ここで「価値感」が変わる潮目になりそう。それは“お金”に関することかもしれません。安全や安心を第一に、身近な人との絆を改めて大切にしていくようなそんな風潮です。
そんな変化のときに、私たちは変わらない喜びをもう一度振り返ることができそうです。
さらに芽を伸ばすことができるときですから、自分自身のまだみぬ才能が大いに開花していくような流れがあるでしょう。チャレンジしたいことは計画的に、集中していくことが大切です。
じっくりじっくりと愛情をかけて育てていく意思があれば、その道はたしかにつながっていくことでしょう。
2025年の干支:乙巳(きのとみ)とは?
2025年は巳年(へび)です。これは十二支という観点で、一番ポピュラーな考え方でしょう。
もっと詳しくみると干支は十二支だけではなく、十干(じっかん)という十種類のかんむりをセットに考える六十干支(ろくじゅうかんし)というものがあります。
これを2024年に当てはめると【乙巳(きのとみ)】という一年になります。乙(きのと)は十干のなかで2番目のかんむりで、五行にあてはめると木の陰のとき。春の終わりのような感じです。
そこに十二支は巳(み)が巡ります。巳は干支のなかでも財運金運とのご縁が深いとよく知られているでしょう。これはへびが弁財天さまという七福神のなかにいらっしゃる女性の神様の使いとなっていることが由来と言われています。
ただ財運、金運!というには十干がまだ若い感じなのです。なのでこちらは同じく弁財天さまが持つ力である【芸事上達や才能開花】のほうを意識して読み解きたいとき。
お金はいずれついてくると信じて、自分自身の力が最大限に発揮できるように。そこには地を這うへびのように自力のエネルギーとスピード感でじっくり進むことを意識すればよいでしょう。巳年だからといって、あまり金運!財運!という言葉には踊らされないように。こちらも慎重に考えておくほうがよいときです。
2025年納音(なっちん):「覆燈火(ふくとうか)」とは?
六十干支をふたつずつに分け、そこに三文字の漢字と意味をあてはめる納音(なっちん)。2025年は、昨年に引き続きは、【覆燈火(ふくとうか)】がめぐります。
火のエネルギーは小さいままですが少しずつ慣れてくる感じです。2024年から内なる情熱の火が消えそうになってもあきらめなかったかたには朗報がきっと届くでしょう。またこれからのひとも山あり谷ありの2025年のなかで火を消さないように。
九星気学:2025年の九星
2025年九星気学では二黒土星が中宮となりテーマとなります。
九星気学では2023年、2024年と続いた「風の時代」が終わり、一旦「土の時代」へ戻る感じです。西洋占星術とは異なりますが、それよりももっと短いスパンでみていますから流れはたしかに風の時代へ進んでいるのでしょう。
ただし、特に私たちが暮らしている日本では新たな変化がぱっぱとスピーディーに決まるということは少なかったりします。変わるまでに、もう一度、その前のスタイルが復活してきたり、古い体質が強くなったりとまだ革命前夜なんです。この革命が完了するのは2027年。
ですから、一筋縄ではいかないことを意識して、行ったり来たりしてもそれでいいと理解してみてください。
また「母なる大地」というキーワードも持つ二黒土星。その土や土壌にもフォーカスがあたるでしょう。とくに農業や環境汚染などのニュースも多いときだと思います。天候的には雨が少なく、暑さが強く、水不足も予想されます。これらにもあらかじめの準備があればより安心でしょう。
2025年の易経の予測:運勢のキーワード
2025年国運全体は雷地予 (らいちよ)が巡ります。
「あらかじめ準備をせよ」ということがキーメッセージ。どちらかというと楽しみや喜びというのはすぐに味わうことはできずに、しっかりと行動の貯金をためていくときです。
またありとあらゆるバランスが崩れやすいとき。予想外のことがおきても万全の態勢でいられるように体力をつけておくことやお金を準備しておくとよいでしょう。経済は下火予想。特に仮想通過や新しい技術などには博打をはらないこと。
ただしこういう局面で資産を育てていく意識も同時に必要になります。ここは王道のスタンスで考えておきましょう。
2025年のラッキーアイテムとトレンド予想
2025年のキーワードは「復活」です。リバイバルや過去に注目をあびたアイテムなども復活して人気がでそう。またあまりチャレンジングなものよりも「王道、名品」のほうを選ぶと運気が安定するでしょう。長く時間をかけて使えるアイテムが吉となります。
トレンドは「保守的」に。先進的な技術よりも古風、温故知新、歴史あるものが選択されそう。その反面、自分が愛情を持って育てていけるアイテムは心のよりどころに。家庭菜園を始める、植物を育てる、ペットをお迎えする、子どもに愛情をかけるなどは流れがよくなっていくことでしょう。
まとめ:2025年をより良い年にするために
2025年を様々な角度からみてみました。全体をまとめますと、【オンとオフ】そんなキーワードが浮かびます。
どうしても「頑張らなきゃいけない局面」がでてくるひともいらっしゃるでしょう。それはまるで新しく大きな山を登っていくように。ただ、そんななかでも自分の心の変化や少しずつ変わる景色に心を休めて、立ち止まることも時には必要になりそうなのです。これまで楽しんできた「外側」からの新しい刺激は少し弱くなり、自分で自分を楽しんでいく、そんな姿勢が2025年の明暗を分ける、いまそう感じています。
2025年すてきな一年になりますように♡