この4月はなんだか足元が落ち着かず、アップダウンが激しいそんなときを過ごされているかもしれません。先週9日の新月が、人々に与えた影響は大きく不調や感情の変化があり、もしかしたらそこからまだ立ち直れていないという方もいらっしゃると思います。
こんなときは、やっぱり暦のせいにしたいものです。どうしようもない、気の流れというものがあります。ただ一つお伝えしたいのが、やはりここは二極化の入り口。次のステージに向けてふるい落とし、というのが行われているように感じます。
ただこういうと今不調を感じられているかた、もしくはなんとなくうまくいかないかたはだめというように受け取られてしまうかもしれませんが、そうではありません。何らかの問題、もしくは事象を得てどう行動するか、というのがみられているのです。だからといって焦る必要はありません。いかに自分を責めず、自分自身と環境に優しくいられるかということに焦点をあててください。
特に今週は16日火曜日から春の土用期間に入ります。5月4日に向けてゆっくりと季節が次の夏へと移ろうとき。春のピークをむかえて不要なものを取りのぞくときでもあります。また土用に加えて18日木曜日から29日まで重なるように陰のこよみである八専があります。
気が散りやすい、もしくは何かに引っ張られやすくなります。だからこそここ、という一点にしぼり集中して過ごしてほしいと思います。喧騒のなかでの、沈黙は実はものすごくゾーンに入りやすいもの。ざわつきさえも味方にどう過ごせるかが肝になるようです。
詳しく見ていきましょう。
今週の暦
4月15日(月曜日)
土用前日。何かを動かしたい場合はこの日までに。ただし十二直が“とる”のため、お金の入出金は控えて。
4月16日(火曜日)
春土用入り。ゆっくりとご自身の心と体をリセットしていく意識を。戌の日、大切なひとや仲間と一緒に過ごすと吉。い、がつくものまたは白いものが縁起食。
4月17日(水曜日)
不成就日、ゆっくりまったり優しく過ごして吉。焦りやざわざわは暦のせいにして。無理な移動やスケジュールは見直して。災害グッズの見直し、リスクに備える行動は吉。
4月18日(木曜日)
八専始め、一流万倍日。土用中にじっくりと取り組みたいたったひとつの目標を決めるとよいとき。基礎固めやシンプルなものが吉。
4月19日(金曜日)
二十四節季、穀雨入り。十二直がおさん。春のたまった疲れや邪気を払うためのアイテムを購入するとよいとき。癒しの時間を。
4月20日(土曜日)
十二直が“ひらく”、寅の日。お金の計画や見直し、仕事の計画を立て直すとよいとき。無理があることは丁寧に、慎重にゆとりをもって。
4月21日(日曜日)
一流万倍日、神吉日。参拝吉日。いま取り組んでいることを、自分だけの約束としてこっそり宣言してみるとよいとき。
気が乱れやすいときですが、それも土用あるある。だからこそ、無理のない計画とゆとりと癒しをしっかりと組み込んで。自分の心と体の声を丁寧に聞いていきたいときです。
よき一週間となりますように。
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今週の暦占いは毎週月曜日朝6時頃更新です🖊
先週の小噺
先週のテーマは「明るくて暗い」でした。ものすごくそのテーマ通りの一週間で感情があちこちに動いたときでした。そのなかでも中庸を意識し努めることで、不思議なお導きもありました。ちょうど先週、ここのはまりもので書いていた憧れのティーカップ。陰のタイミングを整え中のときたまたま入ったお店で目の前に。しかもこれまで見たことない貴重なものも見せていただき、これはと思いお迎えしました。感情のアップダウンは疲れますがこんな奇跡もあり、体力をつけようと感じています。
先週のはまりもの
化粧品を新調しました。カラーマスカラは難しいかな?と思いつつ使いやすく楽しんでいます。こちらからどうぞ