暑いですね、と書き出さずにはいられない夏の真ん中。暦も夏のピークを迎えていきます。今週はイベント(?)が目白押しでして、まず18日3時32分に迎える新月、そして20日7時26分から夏土用に入り、22日から季節は大暑へ。
旧暦にはさまざまな区切りがありますが、その中でもお月様、季節の変わり目である土用、そして二十四節季はそのすべてといっても過言ではないくらい主役級たちです。新月では暑さを表すように“情熱的”なお月様が巡ります。心に訴えかけてくるような強烈なインパクトからのお導きや、あれこれすっきり整理されたなかに残る“何か”にフォーカスがあたります。そこに気が付けるか、いなか、信じられるか、信じられないかは各々の気によるようです。
そして夏土用。夏から秋への切り替わりのときで、調整の暦です。まだ秋を微塵も感じられない真夏ですが、二十四節季の立秋が8月8日から始まります。暦上はここが秋の入り口であり、その前日までが夏のピークとなり、夏土用とあらわします。なので今年は8月7日まで。体や心に夏の疲れや邪気がたまりやすいとき。じっくり内側の声を聞き、歩調を合わせていってあげてください。体調不良も表面化しやすい時期ですので、無理は禁物です。
22日は夏土用の盛り、真夏の頂点に立つ季節で大暑です。文字通り暑い夏ですが、みなさん“気”をつけて乗り切っていきましょう。今週のテーマはこの“気”をつけて。気を付けてね、とはよく誰か大切なひとにかける一言ではありますが、この意味は“気”を自分自身につけていくこと、です。
まわりに気を配ったり、気を散らしたりすることなく、大切なエネルギーを自分の真ん中にしっかりとつけていくこと。“気”を自分につけるぞ、と意識するだけでも毎日の生き生き度合が変わってくるので面白いものです。
みなさま“気”をつけて、素敵な一週間をお過ごしくださいね。
詳しく見ていきましょう。
今週の暦
7月17日(月曜日)
海の日、十二直が“とる”。毎日頑張っている自分をほめてから、始めよう。新月前日、バランスが崩れやすいとき。優しくあまく過ごしていこう。
7月18日(火曜日)
3時32分、丁丑にて朔(新月)心に火が付く、情熱的な新月。すべては自分の心のなかに答えはあるはず。ハッとするきっかけに出会ったら、じんわりその気持ちを感じて考えて。
7月19日(水曜日)
寅の日・小つち。地に足を付けて計画をたてよう。新しいことを始めるのなら無理は禁物。じっくり時間をかけていく物事のほうが相性がよいとき。
7月20日(木曜日)
夏土用入り、7時26分。自分の心と体の声をよく聞いて、“気”をつけていきたいとき。自分のために、してあげられることを考えて少しずつ取り入れてみて。
7月21日(金曜日)
辰の日、十二直が“おさん”。ピンときたものを購入してみると新しい喜びにつながるとき。インスピレーション大切に、つながりたいひと・場所にアクセスしてみて。
7月22日(土曜日)
巳の日、十二直が“ひらく”。二十八宿は“柳”。無理していること、無駄になっていること、手放すと金運アップにつながる日。お金のことをオープンに考えてみて。
7月23日(日曜日)
不成就日。二十四節季が“大暑”入り。暑さのピーク。体の声を聞いて、無理は禁物。わくわくすることを心の真ん中において、ゆっくりのんびり過ごしたい日。
あちこちに気が飛び交う2023年のなかで、最高潮に盛り上がっていく今週。自分自身のエネルギーを自分のために使いたい日々です。
暑さもピークですからくれぐれも、お気をつけて!
よき一週間となりますように。
今週の暦占いは毎週月曜日お昼12時頃更新です🖊