暦社長ひさとみゆりかが占う2023年6月の九星気学別運勢。
1か月全体の運気から、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星とそれぞれの運勢について読み解いていきます。
一か月のテーマだけではなく、それぞれのラッキーパーソン、ラッキースポット、具体的なお日柄について書いています。
毎月15日に翌月の運勢をアップします🖊
全体の流れ
2023年6月のテーマは【取りのぞく一か月】。キラキラな5月を経て、古くなったエネルギーや力が整理されていく一か月です。時代の流れがいよいよ、淘汰され新しい流れになっていくでしょう。今月のキーワードは十二直の“のぞく”。取り除くことに長けた暦です。ありとあらゆる場面で、手から自然と離れていくもの、関係性や、システム、組織の変化がありそう。
5日には暦上の最大吉日である天赦日がめぐります。ここでも、十二直が“のぞく”。病いや痛み、不安などをごそっと手放してくれるとき。そのなかでも特に健康や体という物理的なことに光が集まるため、習慣の見直しや治療始めには最高のとき。
また後半18日におこる朔(新月)も同じく、“のぞく”。こちらは心理的な目に見えない部分が得意分野。ごそっと感情の根底から覆るような出来事から新しい世界へつながる、そんな出来事にも恵まれそう。
そして最後に30日にむかえる大禊。こちらも“のぞく”が重なるため、半年間のけがれをおとす日としてはぴったりなのです。
すっきりとした感覚で、心と体が軽くなり、視界がクリアになってくる人も少なくないでしょう。
九星別にも詳しくみていきましょう。
九星気学別運勢
一白水星
【一度、元に戻る】
エネルギーがかかる5月を経て、6月は一旦落ち着きます。ここ数か月、なんだか調子が狂うというか疲れやすいというかたは運気の流れに沿っているかた。6月にしっかりと休みをとり、元の気に戻していくようにしましょう。
というのもタイトルに書いた通り、ここの6月というのは完全にゴールではなく、途中休憩。ここからまた続きがあるのです。ただしそれは、長い目でみれば「疲れていても、気が落ち着かなくてもこれだけは・・!」という光が残るものを見つける旅であり、どっちでもいいと思っていたものには気をかけなくなるというタイミングでもあるのです。
とくに一白さんは優しいので、手に溢れるものを持ってしまいがち。あれもこれも、なんとなく捨てられないととっていたものたちが自然と重く負担になっていたのかもしれません。これはなにも物だけの話ではなく、人間関係や環境、心理的な役割とか暗黙のルールも含まれます。
そのため6月は“安心感”を大切に選んでいくようにしてください。ハラハラやチャレンジとかではなく、より安心するほうへ流れていくほうがしっくりくると思うのです。5日の天赦日はえいや!という挑戦よりも、あれこれ溜まってしまった膿を出していくような、感情や身体に向けた今後の自分のためのアクションがよいでしょう。
▶開運となる人
女性(安心できる人)
▶開運となる場所
山・温泉
▶開運日
7日~12日
二黒土星
【いうことなし!開運月続く】
5月の整いました!の月から、足並みがそろってきた方は5月下旬あたりからいいゾーンに入っていきます。これまで報われなかったことが次々と芽を出し、花を咲かせていくときです。
この好調な運気は今年の夏、8月を運気の一番の山場に秋10月頃まで続いていきます。となると、その入り口である6月はこれから始まっていく感じをひしひしと肌で感じられるときですし、早くも6月からもう花が咲く方もいらっしゃるでしょう。
6月は成果や結果、というポジションに二黒さんが入っていますので、なにか目に見える結果や期待したい声などを掲げて挑戦していくにはうってつけのときです。とはいえ、二黒さんのなかには、“今の状態”が心地いいというかたも少なくないようで、日常プラスちょっといいことの連続を味わうのでもいいのではないかなと感じています。
誰かれと比べるのではなく、ご自身の理想やチャレンジを味わうときのようです。紆余曲折はありつつ、それさえも“面白い”と感じられるタフであり、自由なシーズンの幕開けです。
▶開運となるキーパーソン
成功者
▶開運となる場所
朝日を浴びる
▶開運日
14日から20日
三碧木星
【注意!惑わされないで】
珍しく、この6月は三碧の皆さんにはハッキリと伝えておきたいなと感じたことがあります。この一か月はまさに四緑木星の一年の効果といいますか、得意分野が三碧さんへ覆いかぶさるようにあります。
この得意分野というのが“かき乱す”ことでして、とくに人間関係でのあれこれに関して、課題が生まれてきそうなのです。そのなかでも男女関係に関しては“信頼”という面で、行き違いや勘違いがありそこを深掘りしてしまうと思ってもみなかった方向へ進んでいってしまいます。
またお金という観点でも今月は慎重に、大きな約束や決断は6月を過ぎてからのほうがいいでしょう。ただこんな月だからこそ、本当に信じられる人や自分自身が求めている心理的な側面というのが浮かび上がりやすいときです。陰陽のバランスは避けられないものですから、なにかあったときの逃げ場というかはけ口みたいなところは準備しておくと今後のためにもとてもいいでしょう。
だからといって、今月家のなかにこもることというのは実は運気を停滞させてしまいます。なるべく外に行って、気をまぎらわせるような趣味や楽しみを大切に過ごしてみてください。そんなことをしているとまた晴れやかで疑いのないシーズンが待っています。
▶開運となるキーパーソン
自分自身
▶開運となる場所
始めていく場所・行ってみたい場所
▶開運日
1日から7日
四緑木星
【中宮月間・集中】
6月は四緑木星さんが中宮という真ん中のポジションに入ります。今年2023年の年運的にも四緑木星さんが中宮のため、ここは“真ん中”というエネルギーが強くでてきます。
とはいえ、何も怖がる必要はありません。ここで求められていることは、リーダーシップや決断力です。あれこれと頼りにされることや相談事が増えるかもしれません。またなにも決まらない状態で宙ぶらりんになっている出来事がものすごく気になってしまうことも。
こんなときには中宮の役割が巡ってきていることを意識して自分自身で決めていくことを選択してください。みんなの意見とか、全員一致を確認しているとかき乱され、疲労困憊で終わってしまうはず。
いったんここはこれで、という決め方でOKなので前に進めるようにしてください。また自分自身のやるべきことがあれこれと気が散るサインもあります。6月においては、やるべきことをなるべく絞って気を集中させてみてください。そんなことをしていると自然にステージがあがり、また新しい目標がみえてくるそんな素敵な一か月のようです。
▶開運となるキーパーソン
厳しい人
▶開運となる場所
海・水辺
▶開運日
16日から25日
五黄土星
【動く!チャレンジ月間】
5月の優しく、というテーマから一転、動く月が始まります。なんとなく不安定で調子が出ない5月、気持ちとは裏腹になかなか動けなかったというかたも少なくないでしょう。でもそれはそのはずで、5月は“静”という気の中にいたので、焦る必要はありません。
その反面、6月には“動”という気のなかに入っていきます。物事が計画通り進みやすく、スムーズにことが運ぶはず。ここはコツコツと前に向いての行動の貯金をためておきたいとき。特にクリエイティブなこと、創造や制作にエネルギーが集まります。
また久しぶりにお世話になった先生や人に会うこともよいでしょう。謙虚な気持ちが自然と生まれ、また次のステージを目指したくなるような順風満帆な風が吹いてくるのではないかなと感じています。
動、という一か月ですが、この先のメンタルバランスを保つためにも休みを組み込むことを忘れずに。自分と静かに向き合う時間がより心の安定を強固にしてくれるそんなときです。
▶開運となるキーパーソン
先生・メンター
▶開運となる場所
お寺
▶開運日
4日から11日
六白金星
【あそぶ】
5月までじっくり腰を据えて行動ができたかたは、“ご褒美”を受け取れるときです。5月に叶うというかたちでいい経験ができるかたも少なくないでしょう。
そこから少し運気は変化していきます。ただそれは停滞という流れではなく“あそび”というテーマです。文字通り、遊びとはなにか楽しいことをして心を休めることも指しますが、それだけではなくゆとり、という観点でもあそびという言葉を選びます。
今年2023年から、物事の決め方や進み方に変化を感じているひとも少なくないでしょうが、社会のやり方というのがこの6月からまた大きく転換をむかえてくるとき。今までの計画通り、真面目にというよりは自由度やそれこそ遊び的な目線というのも非常に重要視されるタイミングなのです。
ここもと真面目になりすぎているかたは、すこしユーモアや笑いを感じてみたり、心の余白を作ってみてください。ルール通り、計画通りではなくとも、そちらのほうがいいと直感で感じられたらそのほうを選んでみてください。きっと今後それらが予想もしなかった世界へ連れて行ってくれるきっかけになりそうなのです。
▶開運となるキーパーソン
自由人
▶開運となる場所
外でご飯を食べる
▶開運日
4日から10日
七赤金星
【変化はストップ】
5月、ありのままで過ごせた方はものすごく楽な一か月だったかもしれません。またそれとは逆で、なにか一定の縛りや型のなかに収まっていたかたは、自分自身がそのままのほうが実は楽であったと気が付けるいい一か月だったのではないかと思います。
そこから、6月七赤金星さんは次の“形”を模索していくような流れの中に入ります。もう少し○○したほうがいいのかもしれない、とか、もうちょっと大人っぽく、とか変化したほうがいいのではという焦りとともに不安やネガティブな思考のほうへ引っ張られることがあるでしょう。
ただし、結論を申し上げますとそれらは一時的な幻想です。過去にも、なんとなく自分自身に不安がつのり新しいことや世界へのトライを試みたことがきっとあると思います。でもしばらくたつと、「なんであのとき、あんなこと考えたんだろ?」という理解不能な世界への転換を望んでいたと気づいたかもしれません。
こういうときは七赤金星さんにたまにあるのですが、なんとなくピーターパンの世界ではずっと暮らしてはいけない・・!という大人と子どもの境目を意識する瞬間があるのです。ただ、七赤金星さんの世界はピーターパンの世界のほうが輝くし、それでなんら問題ないのです。
こういうときは、ぜひなにかストーリーを楽しんでみてください。波乱万丈なドラマを見ていると、「あぁ、やっぱりこういうのはフィクションだからいいのよね」と楽しめるはずできっとそれで心が戻ってくるということがありそうなのです。
▶開運となるキーパーソン
年配の人
▶開運となる場所
ドラマを見る
▶開運日
22日~28日
八白土星
【一気に道ひらく】
あれこれと選択肢があり、またその中で白黒のジャッジをつけたくなるような5月。実はそれらはそのままに大きな決断は見送ったり、ほおっておくほうが運気が高まるときでした。
そこから6月、視界が一気にクリアになり道が見えてくるときが始まります。こうなればもう無敵モードの八白さん。持ち前の根性と気力で、スピード感をもって駆け上がっていくときです。悩まされていた人間関係も、自然と整理されご縁があるかただけが近くに残るようなタイミング。
またここもと無気力というか、現状維持でいっぱいいっぱいだったかたもさらなる挑戦へ向け準備ができるときです。久しぶりに目ががっと開くというか、やる気に満ち溢れ、夜も寝るのが惜しいほどになるひとも少なくないでしょう。この1か月は動いた分だけ結果がでるときなので、時間を無駄遣いせず、やりたいことに気を集中させて過ごすようにしてみてください。
そのなかで5日の天赦日は大きなターニングポイントとなりそうです。なんとなく気が戻っていなくてもここをひとつのスタート地点として考え、物事を始めたりしてみてください。行動と伴い無理なく気が戻ってくるそんな流れの中にあるよい日になりそうです。
▶開運となるキーパーソン
アーティスト
▶開運となる場所
芸術に触れる
▶開運日
5日から11日
九紫火星
【流されないで】
ジェットコースターのような運気のなかにいる九紫さん。5月は運気の流れが良くなったかと思えば、6月は一転して、迷いが生じる一か月となりそうです。とはいえこのような運気は2023年、四緑木星の特徴であり、よくある流れなのであまり心配しないでください。
大切にしたいもの、とくに日常や日々の暮らしのなかに喜びをみつけましょう。6月においては焦って世界を外へ向けたり、広げるのではなく、身近なところに楽しみを見出せそうです。たくさんの人とかかわるとあれこれと意見が異なり、迷ってしまいそう。
この人という、信頼できる人をたよりにいつも通りを選択することで無理なく過ごせるようです。また今年後半にかけて運気があがってきます。そんなときのために、今ある自分の環境を整理し、不要なものは片付けておきましょう。いきなりすべてを捨てる!極端なことをせずとも、いまは使わないからしまっておくという選択でもよいでしょう。
それに加えて、毎日をもう少しだけ彩るすてきなグッズを追加してみることで心穏やかな一か月とできそうです。
▶開運となるキーパーソン
日常関わる人
▶開運となる場所
定番
▶開運日
21日~27日
大禊もあり、取り除く一か月としてはぴったりな暦。こよみに合わせて、取捨選択をし、流れを大切に過ごしてみてください。
すてきな一か月をお過ごしくださいね。