着々と、淡々と準備をしていく、そんな一週間です。こう書くとなんだかつまらないような感じもありますが、ものすごく心の内側でわくわくが絶えない、まるでずっと行きたかったところへ行く前の準備、というような感じです。
それはもう目的地と目的がはっきりと見えていてあとはそこに向けて準備していくという明確さを持つときになるか、もしくはその目的地をクリアにするためにそれ以外のことやもの、がボロボロと剥がれ落ちていくようなこともあるでしょう。
おそらくこれは先週から続いている「現実」で、何かを聞いたり、見たりすることできっかけがあったはずなのです。
いずれにせよひとつの道が見えてきそうですし、自分の世界に入り込んでいけるときなのです。具体的には22日から陰のこよみである十方暮れが始まります。これが12月1日までであり、ものすごく集中力を高められる10日間です。あれもこれも、ということではなく、これっというひとつを決めて磨いていきたい日々。またそのなかに23日、一粒万倍日という始まりの吉日があり、これが12月5日から連続して4日間続く一粒万倍日につながっていきます。
不思議と年末感がない2023年ですが、今週からよりその感じが強まり、この勢いのまま12月上旬に入っていくタイミングです。まだ始められていないことは小さな1歩から準備を整えていってほしいそんなよき一週間です。
詳しく見ていきましょう。
今週の暦
11月20日(月曜日)
心と体を整えて、健康習慣を見直したいとき。自分のペース、自分のベストなコンディションを見つけるとき。向き合う時間をぜひ。
11月21日(火曜日)
十二直が“なる”。地に足ついた夢を見れる日。ずっと大切にしている思いをもう一度思い出して。優先順位を組みなおそう。
11月22日(水曜日)
十方暮れいり、12月1日まで。あれこれ、あちこちではなく、ひとつに気を集中させるとものすごくよい流れをつくれるとき。十二直が“おさん”、お買い物も吉。
11月23日(木曜日)
勤労感謝の日、祝日。二の酉、一粒万倍日。始まりの合図、ずっとやりたかったことを手掛けよう。1歩踏み出す勇気をもらえる日。
11月24日(金曜日)
不成就日。のんびりゆったり、自分にやさしく、まわりにやさしくできる日。スケジュールに余白を、年末までの向き合う時間を組み込もう。
11月25日(土曜日)
十二直が“たつ”、二十八宿が“女”。学び始め、お稽古始め吉。これまでの学びを整理して、もう一歩踏み出してもよいとき。
11月26日(日曜日)
十二直が“のぞく”。ごちゃごちゃしていたことすっきりと整理できるとき。紙に書いて思考を整理してみるとすっきりできる。
勢いで進めてきたことを、少しずつ整理して、地に足をつけて整えられるとき。自分の気持ち、自分のペースが一番大切。そこに向き合う時間もしっかりと組み込んで。
よき一週間となりますように。
今週の暦占いは毎週月曜日朝6時頃更新です🖊
先週の小噺
先週のテーマは「現実」でした。たしかに夢が現実のなかに見えてきた感じであり、コツコツと積み重ねていくチケットをもらえたようでした。夢は光、道は続く。今週の「準備」のときも大切に過ごしたいなと思っています。
先週のはまりもの
映画「法廷遊戯」
原作を読み楽しみにしていた作品。想像以上に素晴らしく、考える時間をもらえた1本でした。