【今週の暦占い】スピリチュアル｜2024年3月17日(月)～3月23日(日)

暦のなかで一番、精神世界に近いときというのは彼岸だと思います。春の春分と、秋の秋分をさかえに7日間がそれにあたりますが、彼岸というのはあの世のことを指します。私たちがいる此岸とその彼岸が一番近くなるとき。

ものすごく精神世界に近く、霊的で、非現実的。ですが今年は二黒土星が中宮の一年で、「現物社会」と表現できるような、いま生きている世界を大切に考える、地に足の着いたとき。これは来年、一白水星の時代まで約2年続きます。それは経済やテクノロジー化の流れも含めてそうなるようです。

ちょうど春分と秋分は太陽の位置により、日が出ている時間とそうではない時間が等しくなり、それを中庸と表す頃でもあります。どちらかに一方に偏っているわけではなく、受け入れている器があります。ただ、生きていればやはりそれが難しいからこそ、1年の間にごくわずかな期間のみに与えられた中庸のときなのだとも思います。

今週は月曜日から彼岸入りです。ちょうど月曜日から日曜日、まるっと一週間がお彼岸なのです。一粒万倍日であり、不成就日。まさにこのバランスをあらわしているようです。そして水曜日から春分入りで社日という吉日が重なります。こちらでない、という方向から意外性を感じる展開につながっていきそう。緩急のスピードも流れのままに過ごしたいときです。

詳しく見ていきましょう。

今週の暦

3月17日（月曜日)

彼岸入り。一粒万倍日、不成就日。エネルギー入り乱れるとき。否定ではなく、お試しという気持ちで。新しいことを味見して確かめたら、とっても好みだったとか。

3月18日（火曜日）

十二直が“あやぶ”。ドキッとするような出来事がミラクルにつながる。本当に大切にしたいことはなんだっけ？と意識をして。

3月19日（水曜日）

十二直が“なる”、二十八宿が“壁”、大明日。ピンときた直感を生かして、一度冷静になることでヒントを受け取ることができそう。

3月20日（木曜日)

春分の日、社日。産土神社への参拝が吉日。生まれたルーツやふるさとからつながりがひろがっていきそうな日。新しいことより温故知新がよき。

3月21日（金曜日）

十二直が“ひらく”。本音に気が付ける日。心をひらいて、素直に考えたり信念を決めることができそう。方向性とか、ビジョンとか。

3月22日（土曜日）

一粒万倍日。心のなからでこっそり、新しい習慣を始めてみると吉。それは自分のためだけではなく誰かのため、環境のためにもなることだとよりよい。

3月23日（日曜日）

彼岸明け。エネルギーがまた変わっていく。その節目をゆっくりと感じて。十二直が“たつ”。キラキラと輝くものに手を伸ばして。

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