【今週の暦占い】夜明け前｜2024年12月30日(月)～1月5日(日)

一年のなかで、日の区切りを意識することは何度あるでしょうか。目まぐるしく変化する中で時はこれまでもこれからもずっと同じスピードでただ進んでいます。そこに暦、という記があることで私たちが過ごしている時間が特別となったり、合図となったり、節目となるのでしょう。

そのなかでも新しい年への切り替え、12月31日と1月1日は毎年特別でしょう。どちらかというと「新年」に意識がいきがちですが、2024年の最後の日、終わりでもあります。ただ今年はそこが少し不思議でこの31日に新月が重なります。しかも巳の日であり、2025年の干支と重なります。

2024年は暦がきっちりぴたっとハマっていたのですが、そのリズムが少し変わります。それは早いというよりかは、なんだか「おいてかないで」と後ろからついてきているようなのです。2025年は2024年をもうちょっと愛でて、大切にして、ありがとうの気持ちと一緒に少しだけ新年に持っていく感じなのかもしれません。

1月1日から勢いよく、フレッシュに！というよりかは粛々とというようなどちらかというと落ち着きのあるお正月のようです。そして、まだ大丈夫、と夜が明けるまえの世界に焦りを感じず、「静」の時間も楽しんでと、そう言ってくれているようです。みなさますてきな年末年始をお過ごしくださいませ。

詳しく見ていきましょう。

今週の暦

12月30日（月曜日）

十二直が“さだん”。一年の終わりに、心がすっと決まっていく。もう少し高いところでもいいよと、そう気づくようなことがありそう。

12月31日（火曜日）

己巳の朔7時27分。大晦日に、新月。十二直は“とる”。バタバタで駆け込む新しいときににもう少し2024年を残して。今年できたこと、すすんだこと、感じたことを丁寧におさらいしよう。

1月1日（水曜日）

2025年の始まりは午の日、そして十二直が“やぶる”。必然しかのこらない一年となっていくよう。余分な余計なことは排除して。整理整頓を。

1月2日（木曜日)

大明日。2024年にお世話になった人にあらためて連絡してみるとよいとき。温かいメッセージが心の支えとなる。

1月3日（金曜日）

十二直が“なる”、二十八宿が“鬼”。新年の誓いをたてるのならこの日に。夢がちかづく、見通しがクリアに。アイディアや計画をたてることもよいとき。

1月4日（土曜日）

十二直が“おさん”、二十八宿が“柳”。新旧いれかえたいものをこの日に処分、購入するとよいとき。仕事関係、吉。

1月5日（日曜日）

二十四節季小寒入り。不成就日。新しい季節の切り替え。お正月疲れを手放して、新しいスペースをつくろう。体のケアやストレッチをはじめても吉。