9月も下旬に差し掛かり、にぎやかで少し浮ついた気持ちもゆっくりと、丁寧に整えていきたい時です。なんとなく楽しい予定や忙しくしていると、部屋のなかだったりクローゼットのなかがおざなりになってしまい、心が落ち着かない…そんな感じもあります。それはもう9月なのにまだまだ暑く、夏モノや季節ものが片づけられないからなのかもしれません。
今週はそんなものたちを少しずつ、片づけていきたいときです。私たちは「始めること」や「新しいもの」にとても敏感で、そこに喜びを感じるような時代に生きていると感じています。ただそれらを永遠に広げっぱなしにすると、あちらこちらで歪みがでてくることにも気づき始めているでしょう。
だからこそ、「ちゃんと畳む、きちんと仕舞う」ということにもっと重きをおいてもいいと思うのです。そんな時間や気持ちをあらかじめ準備したり、とっておいたり。実はこの作業も「始まり」に近しいのです。ちゃんとたたむ、しまうということは「はい、終わり」という区切りであり、そこの起点は新しい世界や空間のスタートです。これは何も物質的なものばかりではなく、目に見えないこと、関係、気持ちも同様でしょう。今週は一粒万倍日が二度巡りますが、「ちゃんと畳む、きちんと仕舞う」を行う、そんな始まりの日にしてみるとまた新たなラインに立てる、そんな気がしています。
詳しく見ていきましょう。
今週の暦
9月23 日(月曜日・祝)
十二直が“とる”。頑張っている自分をたっぷり褒めてあげて。「よく頑張った!」とこれまでのことを振り返ってみても。落ち着かない気持ちを鎮静させていける日。無理な計画は冷静に見直しを。
9月24日(火曜日)
一粒万倍日。ちゃんと畳む、きちんと仕舞う。ふわふわとしていた気持ちもすっきりできるとき。思い切った手放しも今日ならうまくいくはず。
9月25日(水曜日)
彼岸明け。辰の日。目に見えないご縁を大切に、感謝の気持ちを改めて。今日はゆっくりと「間」を大切に過ごしたい日。思い出にひたろう。
9月26日(木曜日)
十二直が“なる”。今年願っていたこと、思っていたこと。叶ったもの、これからのこと整理して。来年のことも少しずつ考えて願って。
9月27日(金曜日)
二十八宿が“牛”。心と体の健康を見直したいとき。ゆがみや歪みは整えて。冷蔵庫やストックの整理をするとよいとき。
9月28日(土曜日)
不成就日。今日はゆっくりリラックス。空間を浄化して、いい気分になるように。誰かと食事をとることもよいとき。悩みは話して、手放して。
9月29日(日曜日)
一粒万倍日。十二直が“とず”。頭のなかにあるもやもやを解消したい日。ずっと気になっていることを片づけてしまおう。すっきりとするはず。
9月の終わり。今週は少し秋らしくなってくれるでしょうか。心と体は暑さや気温差で重く、あちこち動く気のなかでせわしなく、ざわめきも出てくるとき。どうぞ時間を大切に、まずは深呼吸。そしてちゃんと畳む、きちんと仕舞う、そんな合言葉で少しずつ落ち着かせていってくださいね。
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今週の暦占いは毎週月曜日朝6時頃更新です🖊
先週の小噺
先週のテーマは「願いや祈りを」でした。こちらでは十五夜も満月も、お月様を見上げることができました。今週はそんなお月様の元で何度も何度も願いや祈りを伝えました。この願えること、祈ることができること、というのは私たちの未来に「希望」があるからこそ。幸せな時間に改めて感謝の気持ちを感じた一週間でした。
先週のはまりもの
バタバタな9月ですが体を労わることを忘れずに過ごしています。ハンドソープやハンドクリームいつも使うものですが自分の好きな香りにして少しの時間でもリラックス。いまのお気に入りはこちらです。https://amzn.to/3BcdELK