【今週の暦占い】お祭りの前に|2024年9月9日(月)~9月15日(日)

週間こよみ占い

パッと華やかな一週間の始まりです。9日の月曜日、この日は9月9日で、「9」が重なることから重陽の日と言われます。パッと華やかなと書きながら、あまりパッとしないというか、そんなに人気でもない行事の日になりますが、実はものすごく“明るい”のです。

東洋の世界では奇数が陽、偶数が陰と考えます。そのためこの奇数が重なる日が節句として考えられ(例えば3月3日とか)一年の最後の節句が陽数であり最大の、この重陽の日です。重陽の日はその力が強すぎて陰転しないよう、心と体を大切に労わる日。そしてその光をもとに、今週は一気に来週に向けて走っていく感じです。

フライングになりますが、来週は17日に十五夜、18日に満月、19日から彼岸、そして社日、秋分へと続いています。ものすごい勢いで毎日がお祭り騒ぎなわけなのですが、だいたいこういう時は渦中に入る前のほうが、忙しかったり、楽しみだったり、不安だったり、そわそわします。だからこそ今週は色々と目まぐるしいのかもしれません。ただここでやっていくことは「楽しみな予定を楽しむため」の準備。

楽しみなのに不安になったり、不安なのに吹っ切れたり。感情がいったりきたりして当然でしょう。でもだからこそ、そのなかの“楽しみ”のほうに比重を置く意識で、今のうちに写真を撮っておこうとか、ここはどうしても外さないように予定をしっかり手帳に書き込んでおくとか、誰には会っておく時間を作ろうとか、わっと通り過ぎていく時間のなかで感じるものを受け止めて過ごす“準備”をしていけたらと、そう思うときなのです。

詳しく見ていきましょう。

今週の暦

9月9 日(月曜日)

重陽(ちょうよう)の日。開運アイテムは“菊の花”、食べ物は“栗ご飯”。十二直が“たいら”。目まぐるしく動いていきそうな予定を整理して考えて。

9月10日(火曜日)

十二直が“さだん”。ふわふわしていたこと今日この日に決定すると今後がスムーズに。決意表明や意思を打ち出すこと吉。方向性をきめて。

9月11日(水曜日)

十二直が“とる”。週の真ん中、今日と明日は少し気を落ち着かせる感じで。やるべきこと、よりもやっておきたいこと、を優先に忘れないで。

9月12日(木曜日)

不成就日、十二直が“やぶる”。悪い関係とはさよならできる日。悪習慣も同様。今日はたっぷり休んでよく眠ることが開運に。

9月13日(金曜日)

二十八宿が“鬼”。辰の日。目に見えない望みがつながっていく。願いは祈って、イメージして、引き寄せて。いらないものは手放して。

9月14日(土曜日)

十二直が“なる”。ここから満月にむけてエネルギーがポジティブに。重くなっているものは手放して、今月の願いはリズミカルに。

9月15日(日曜日)

二十八宿が“星”。心と体をほぐして、癒して。治療を始めること吉。なりたい自分を目指して整えて。来週以降のスケジュールや目的を確認しておいても吉。

キラキラと輝きを持つ今月の本領発揮がもう間もなく。気が散りやすいときでもありますが、落ち着いて求めていることを整理して、楽しんで。

よき一週間となりますように。

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暦社長
暦社長

今週の暦占いは毎週月曜日朝6時頃更新です🖊

先週の小噺

先週のテーマは「結んで、ひらいて」でした。当たり前のことですが、季節が少しずつ進み秋の気配を感じられて、そうだこんなに清々しいんだと、その空気を取り入れていたところでした。今週のテーマは「お祭りのまえに」楽しみな予定を、楽しむための一週間。「あぁ、全員で習合写真撮っておけばよかったよね!」みたいなことってあるあるですが、今回はちゃんと写真を撮る、とメモをしておくようなそんなときになるのでは?と思っています。

先週のはまりもの

またひとつマニアックな趣味ができてしまい?!ました。いつかどこかでお話できるかもしれないのですが今はひたすらその世界にどっぷり。好きな世界にひたれるって幸せなことだな、とそんなことを感じています。