むすんで、ひらいて、と書けばきっと誰もがそのリズムを頭のなかで繰り返すことができるでしょう。誰からとか、どこでということでもなく、老若男女、ずっとその歌が残っていることはある意味とても不思議なことです。
しかもこの歌の原曲は、実は哲学者のルソーがつくったと言われていて、その後オペラ「村の占い師」で採用された歌だとか!こんな風に、誰もが馴染みあることでも誰も知らない言われや背景というものがあるものです。何でも「わかるようになったよう」なこの世界で、ものすごく近くのことなのに誰もまだ気がついていないこと、あっと驚くようなこと、というのがまだたくさん眠っているのでしょう。
そのなかのいくつかが、今週見つかりそうです。それは世界的な、だったり、もしくは自分自身がということもありえます。いずれにせよ、この結んでひらいて、というのは簡単な子供だまし的なことではなく非常に神秘性がある話だ、そんなことを週の終わりには思い出すのではないのでしょうか。
暦は週の前半からノリノリです。まず2日月曜日、金運、芸能運が開花する己巳の日からスタートしまあす。しかも翌3日火曜日は新月、十二直は“ひらく”。ものすごくポジティブできらっと光るときです。そこから少しペースはなだらかに、6日、7日は節入りとなるので十二直が重なり、今月は“のぞく”。土台から根こそぎ、悪者は退治する!みたいなそんなデトックスの力が強まる二日間です。
詳しく見ていきましょう。
今週の暦
9月2日(月曜日)
己巳(つちのとみ)の日。60日に一度の金運、芸能運が爆上がりの日柄。十二直は“おさん”。お買い物にぴったりな暦。ただリスクがあるお買い物より安全、伝統的なものを選んでみて。
9月3日(火曜日)
10時56分、庚午で新月。十二直が“ひらく”。心まるごと開いて、ゆるめて。いい刺激をキャッチできそう。ダイエットや食生活の新習慣をスタートしても吉。
9月4日(水曜日)
不成就日、十二直が“とづ”。ふーっと息をはいてリラックス。体をあたためて、巡りをよくしたい日。入浴、スパ、サウナなど吉。
9月5日(木曜日)
十二直が“たつ”、二十八宿“奎”。頭を使って戦略を考えたいとき。軸をぶらさず、芯をかためて。計画には余白もいれておこう。
9月6日(金曜日)
十二直が“のぞく”で重なるとき。いらないと思っているものをお片付けして。ずっと気になっていることを手放してすっきりと。
9月7日(土曜日)
二十四節季白露入り。昨日に引き続き十二直が“のぞく”。不安や恐れを家族や仲間に相談してみると休まりそう。シンプルに話すことがポイント。
9月8日(日曜日)
十二直が“みつ”。愛溢れる日。今日は少し勢いを使ってもOK。スピード感も大切に。軽やかに、想いのままに。
不思議なテンションの一週間です。あっと驚き、喜び、ちょっとくたびれた、という感じにもなるかもしれません。途中の不成就日や“のぞく”の2日連続を上手に使って気をコントロールして。陰と陽、どちらも大切に。
よき一週間となりますように。
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今週の暦占いは毎週月曜日朝6時頃更新です🖊
先週の小噺
先週のテーマは「よし、またここから」でした。個人的に気合を入れていたことに一つ目の区切りがつき、つかの間の小休止、スタートとつながるときでした。9月のいい流れも使って集中して、できたら2025年も見据えながらすすめていきたい、そんなことを考えていました。
先週のはまりもの
メイク用品を新調しました。今年は予想通りにスピリチュアルやミステリアス感満載のアイテムが目白押し。使うのが楽しみです。https://www.vogue.co.jp/article/2024-08-01-chanel-news