【今週の暦占い】ほころぶ｜2024年2月10日(月)～2月16日(日)

2月に入り、気持ちが少しずつ整ってきた、あるいは何かしらの糸口がつかめたかたも少なくないと思います。今年は1月が三碧木星中宮で始まりましたから、なんとなく新しい感じがしなかったり、おさまりが悪いようなそんなリズムだったのではないかと感じています。そのむずむず感がようやく、すとんと落ち着いてくる、あるいは何かが終わるようなこともあるときとなりそうです。

今週メインとなるのは、12日にむかえる満月でしょう。壬子、十二直が“ひらく”、天恩日、夜22時53分に満月となります。さらにこの日から陰の暦である八専が始まり、23日まで。壬子というのはなかなかおもしろいリズムです。十干のうちの最後のほう、冬の干支であり、子は十二支のトップバッターで早春です。さらにほかの暦注をみても、開いたり閉じたりと陰陽どちらも含まれます。

終わり、というのは一番最初の始まりの起点でもあります。何かを始めるとか、新しくすることをしなくてもそれはそうで、もう新しい何かにつながっているのだと思います。

今週はこの満月をかこうように、10日月曜日が十二直の“なる”であったり、13日が一粒万倍日、14日は十二直が“たつ”、さらに二十八宿が“牛”と最大級に明るい暦たちが並びます。そして週末は、週末とわかっているかのごとく、お休みの暦が土日ともに並びます。こわばっていたエネルギーが徐々にやわらかくなり、ゆるまっていくエネルギーを感じます。それは季節とともに、冬から春へむかうときと同じタイミングのようです。

詳しく見ていきましょう。

今週の暦

2月10日（月曜日)

十二直が“なる”。満月前、心のざわつきがあるかも。焦らないで、手元にあるものを大切に。未来に向けていまできることを集めて。

2月11日（火曜日）

十二直“おさん”。春に向けて、ときめくアイテムを新調すると吉。春色、軽いもの、五感に響くもの。

2月12日（水曜日）

壬子の望、22時53分。八専始め。ちゃんと区切りをつけられる日。終わりは始まり。終わらなければ始まらないものたちが、きっとあなたを待っているはず。八専、気を集中させて取り組みたいことをここから決めて。

2月13日（木曜日)

一粒万倍日、十二直が“とづ”。新しい考え方や捉え方を始められそう。特にスピード感対する自分のやり方やマインド。スイッチを切り替えられる日。

2月14日（金曜日）

寅の日、十二直が“たつ”、二十八宿が“牛”。じっくり自分のペースで仕事やお金に対して向き合える日。お金に関していいお知らせも飛び込んできそう。

2月15日（土曜日）

十二直が“のぞく”、神吉日。心配ごとがあれば、神社仏閣をめぐること、または自分の外見にこだわってケアをしたり整えて。冬物にたまった汚れや毛玉をきれいにすると運気もふわっとあがっていく。

2月16日（日曜日）

不成就日。十二直が“みつ”。イライラや不満のエネルギーが感じやすい日。どうにもできないことがある、とこだわらずにゆるすことも取り入れて。一番楽に過ごす方法を選択しよう。