あっという間に一月も中盤に入り、冬土用の前の一週間となります。あちこちとエネルギーが発散されていて、なんだか気が休まらないというかたも、今週からはいよいよ地に足をつけてひとつずつすすめていきたいときです。
今年はあれこれ、やたくさん、より“ひとつ”に気を集めて、高めていきたいとき。特に土用前の一週間ではそのひとつに絞っていくときにできるとよいでしょう。丁寧に質をあげて、じっくり大切に味わって。
今週一番の目玉は今年初の朔(新月)、1月11日に巡ります。一から、という甲のとき、1が重なる新月はものすごく区切りを感じますし、新しい世界への入り口だと実感しています。夢をたくさん書き出すこともよいですが、このときは「ひとつ」をイメージして書き出してみてたいところ。
ひとつって、本当にたったひとつなんでしょうか。ひとつだけなんでしょうか。たったひとつでも、ひとつだけでも、夢を大切にできるこの日々は、決してそれだけではないはずです。
詳しく見ていきましょう。
今週の暦
1月8日(月曜日)
未の日、大明日、成人の日。家族や仲間と過ごすと温かな時間を過ごせるとき。十二直が“やぶる”。やめたいことを決めると、すんなりやめられそう。
1月9日(火曜日)
神吉日、参拝吉日。二十八宿が“翼”。地に足をつけて、自分の目標を考えたり、計画をたてたいとき。じっくり時間をかけて。
1月10日(水曜日)
不成就日。新月前日。揺れる心は、ゆっくりお休みさせてあげたいサイン。五感を癒して、優しく甘く。今日はのんびり過ごして。
1月11日(木曜日)
20時57分甲戌にて新月。はじまりのときをじっくり味わって、たったひとつの夢をみよう。あれこれと持ちすぎて重たくならないで、焦らないで。
1月12日(金曜日)
十二直が“ひらく”。心を開いて、素直に打ち明けて。ちょっとくらいは勢いですすめてもよいとき。現状打破できるとき。
1月13日(土曜日)
一粒万倍日、十二直が“とず”。自分だけにかたく誓って、こっそり始めたいタイミング。心に火が付く出来事がありそう。エネルギーを大切に。
1月14日(日曜日)
丑の日。ペースを自分中心に戻して、じっくり進められるとき。計画は短期だけではなく、長期バージョンも考えてみると落ち着く日。
ふわっとしていた一年から、ズドンと軸を立ててというようなメッセージがあった一週間でした。まずはみなさまご自身の心と、体を真ん中に。そして光を感じるほうへ進んでいけますように。
今週は“たったひとつ”を胸に、意識していきたいときです。
よき一週間となりますように。
今週の暦占いは毎週月曜日朝6時頃更新です🖊
先週の小噺
先週のテーマは「いい気持ち」。1月1日からスマホを新しくしました。SNSをいれずにシンプルにしたスマホで新しい毎日を過ごしています。特にここ数日は読書のペースがあがり、しばらくはまりものは本になりそうです。
先週のはまりもの
尾崎世界観さんの本がおもしろくて、読みすすめています。純文学と現代エンタメの間を通る世界が居心地よく、さらっと読めるのでおススメです。